ちょうどいいお金持ちのすすめ

目的に対して手段は決して一つではない

「手段」はあれこれたくさんある

今まで幾度となく「手っ取り早く金持ちになる方法教えてよ」と言われてきましたが、実は、お金持ちになるには、かなりの覚悟が必要です。

大抵の方がお金に関する悩みや漠然とした不安をお持ちですが、今のお金や金融の習慣に間違いがあるということに気付けずにいるので、その間違いを認める覚悟が必要なのです。

 

今の世の中は、手段方法のハウツーばかりに目が行って、考えることをやめてしまっています。

この機会に、一緒に考えてみましょう。

 

あなたは、今とてもおなかが空いていて、現在いる場所から道路を挟んで反対側にあるホットドック屋の売れ筋商品を食べたいと考えています。

 

A:右を見たら100メートル先に歩道橋が見える。

B:左を見たら同じく100メートル先に横断歩道が見える。

C:幸い交通量も少なく、あたりに人影もないのでまっすぐ行こうかと心の声が叫んでいる。

D:雨が降っていて出かけるのがおっくうだから、配達してもらうのもありかなと考えた。

 

「在り方・考え方・やり方」の確認を行う

皆さんはA~Dの手段の中からどれを選びましたか?

 

目的はホットドックが食べたい。これは、皆さんの共通目的です。ホットドックが食べたいのです。

 

しかし、法令遵守が絶対の「在り方」だとしたら、Cという手段は選択しないでしょう。

 

次に、速さを求めるのか、安全性を求めるのか、体力の温存や楽をすることを求めるのかという「考え方」を整理し、今回は楽をすることを求めたとすると、「やり方」としてDの配達を選択することになります。

 

ところが、Dの配達には、配達料と待ち時間がかかります。

(ちなみに、配達無料という広告を目にしますが、「すでに原価に含んでいるので別途配達料は頂きません」という表現が正しいと思われます)。

 

Aは安全ですが体力が必要。

Bはやや安全ですが信号の待ち時間がある。

Cは最も早いのですが危険。

Dは楽ができ安全ですが、待ち時間とお金がかかります。

 

このように、一つの目的に対して、複数の手段が存在しており、手段それぞれにはメリットとデメリットが混在します

 

お金持ちになる手段も星の数ほどありますが、当然、その方法にはメリットとデメリットが混在します。

 

目的があれば「継続」が楽しくなる

完成図のないパズルがあると仮定します。

目の前にあるピースをどんなに組み合わせていっても、完成までの時間も読めず、完成するのかどうかも不安でついついあきらめてしまいがちです。

 

一方、完成図を確認し、意識してピースを当てはめていくと、完成までのペース配分もわかり、毎日どのくらいピースを組めばいいか、完成(達成)まであと何日…という楽しみに変わり継続も難なくできるようになります。

 

これが自らの人生だったらどうでしょう?

目的を持たない人生と、大まかでも目的を持っている人生。

完成図をイメージできる目的のある人生のほうが有意義で充実した毎日を過ごせるのです。

 

7つの「しあわせ」の見つけ方

しっかりとした目的を持ち、現状を正確に把握し、そのうえで手段を選択するということができる人は、成功へのステップを容易に歩けると以前も述べました。

 

しかし、誰もが具体的な目的や目標を常に持ち続けているわけではありません。だからと言ってやみくもに歩いても、その場にじっと立ちすくんでいても、一向に生活は楽になるものでもありません。

 

そこで、誰にでも共通している「しあわせでありたい」と願う気持ちを具体化するヒントを考えました。すなわち「しあわせの具体化のコツ」です。

 

①死合わせ=死ぬまでにやりたいことをすべてやり遂げる人生は、きっとしあわせだと思います。死ぬまでにやってみたい・なりたい姿を書き出してみることでしあわせのイメージができます。

 

②師会わせ=人のふり見て我がふり直す。自分以外は皆先生だと思っていれば、誰からでも学ぶことができるので、自らの成長の喜びを、より一層感じることができます。

 

③思合わせ=人は思っていることよりも発言が少なく、発言よりも行動が少なくなってしまうものです。できる限り思ったことを口にして行動に移せることはそれだけ周囲の協力も、自分の行動も増えチャンスに巡り合う確率が高まります。有言実行が何よりも優れた行動指針だということです。

 

④私合わせ=自分の行動を自分で決められること。自分のスケジュールを自分で決められること。

一言でいうと自由な状態です。

 

⑤資合わせ=分相応の生活を楽しめること。無理な出費や生活のために身を粉にして働く状態ではなく、余裕を持って働きムリのない生活ができること。

 

⑥子合わせ=子供の自立に合わせて、親が子離れする・子どもが親離れできること。いつまでも双方が依存する関係ではないこと。

 

⑦視合わせ=さらに具体的な目的や目標が設定できること。言い換えれば、自分の夢や希望が持てている姿。

 

いつまでも「しあわせ」について考えることを面倒くさがったり、先送りしたりすることは、人生の晩年になってしあわせとは程遠い「シワ寄せ」が押し寄せてきます。

 

「若い時の苦労は買ってでもしたほうが良い」というように、晩年に苦労したり悩んだりはしたくないものです。

 

「必要条件・十分条件」の確認

勉強すれば、幸せになるのではなく、幸せになるためには勉強も必要です。

勉強は手段であり、幸せは目的です。

 

一例を挙げると、私はFP技能士試験1級の試験を過去に受験したことがありましたが、見事に不合格でした。

 

不合格の理由は、択一問題であるにもかかわらず、記述で答えを書き続けたからです。

質問に対して回答は一つではないケースが多々ありましたので、自分の力を試したくなって記述で答えました。

 

お金に関する知識は十分に確認できましたので、達成感という幸せを感じ、その後は受験しませんでした。

仮に資格を持つことを自慢したかったら、合格するまで受験したと思います。

 

勉強はしあわせへの必要条件であり、十分条件ではないということなのです。

 

目的と手段の「混同」を避ける

「ガンが怖いからがん保険に加入する」というケースを考えてみましょう。

 

本当は、ガンが怖いのであれば、定期的に検診を受けたり、生活習慣を向上させたりすることが大切なはずです。

 

ここで使われる「ガンが怖い」というのは「ガンになった時の収入やがんの治療費の準備」のことを言っているのであれば、ガン保険での準備ではなく、ガンになっても収入が入ってくる方法をあれこれ模索し、あの手この手を使って備えることが賢明です。

 

保険の最大のデメリットは「使えないケースがある」という点です。

もし仮に、この相談者が毎月500万円の不労所得(利子・配当・不動産・など)がある人だとすると、入院の保険やガン保険が必要なのでしょうか?

いえいえ、毎月の定期収入で、充分に治療費などを支払えます。

 

また、ガンが怖い場合、ガンにならないことも同時に考えてほしいのです。

ガンになってもならなくても、老後に向けて不労所得を強化していくのには時間がかかるので、即効性のある保険でとりあえず準備はしますが、不労所得の状況に応じて保険を減らしていく(保険の卒業)ことが望ましいのです。(詳細は第八章)

 

誰もが共通して幸せでありたいと願います。

しかし、幸せである状態は十人十色考え方がそれぞれ違います。

 

更に、幸せになるための努力や方法は千差万別、様々なのですから、目的を見据え、様々な考え方を検討し、ありとあらゆる手段を講じることが目的達成のコツなのです。

 

 

目的を変えないこと。

 

現状が変わっても、手段が変わっても、目的は変えないこと。

 

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