ちょうどいいお金持ちのすすめ

お金持ちのイメージ

お金持ちを「大金持ち」と勘違いして、お金持ちになることをあきらめている

 「お金持ちになりたいですか?」これは、私が個別相談の時に必ず問いかけるフレーズです。

 「お金持ちってどんな人ですか?」 続いて問いかける第二のフレーズです。

 

 多くの方々が収入に困らないお金持ち(ちょうどいいお金持ち)ではなく、莫大な財産を築く大金持ちをイメージして、「自分はお金持ちになどなれない」とあきらめてしまっています。

 

 実は、「老後を迎えるまでに2000万円から3000万円準備しましょう」という「財産を貯めて取り崩す」常識が「どんなに頑張ってもお金の不安を払しょくできない思考」を植え付ける結果になっています。

 

 それに対し、ちょうどいいお金持ちの在り方は、貯めた財産で「次のお金を産む」資産に作り替え、財産を取り崩すことなく「利子や配当・不動産の賃収」などで定期的収入を得る形に作り替えます。

 

 こうすることで、財産が目減りすることなく不安のない不労所得が確保でき、お金に対する漠然とした不安が払しょくされるのです。

財産を大量に保有しているのではなく、「常に必要なお金が入ってくる」状態

私が20年以上にわたって導いてきた「ちょうどいいお金持ち」とは、「生涯、自分の身の丈の支出に困らない人」であって、「莫大な財産を手にした一部の成功者」とは違います。

 

一言でいえば、「お金ごときで悩まないレベル」であって、「病気やケガ、老後生活に突入しても定期的収入で暮らしていける人」のことを、ちょうどいいお金持ちであるとお伝えしています。

 

 定年退職時に3000万円の財産を保有していたと仮定します。毎年300万円ずつ取り崩して生活すれば、わずか10年でその財産は底をつきます。

 一方、3000万円を「定期的配当がもらえる株式や、家賃をもらえる不動産などの資産」で年利10%でレンタルすることができれば、財産を取り崩すことなく定期的収入を生涯確保することができます。

こうすることで、病気やケガ、老後生活に突入しても不労所得が確保できる状態となりお金に対する不安も払しょくされるのです。

お金持ちになるのに、「学歴や資格・ビジネスの成功」は無関係

子供のころに、周囲の大人達から、「勉強しなさい・スポーツしなさい・友達を作りなさい。そうすれば幸せな人生を歩めるから」と言われた人は少なくないと思います。

 

果たしてそうでしょうか?

高学歴だから収入が多いわけでもなく、プロスポーツ選手になって引退後もお金に困らない人生が約束されているわけでもなく、友達がたくさんいるから時間やお金にゆとりがあるわけでもありません。

 

莫大な財産を築いた大金持ちであっても、ムダ使いをし続ければ一生お金に困らないとは限らないですし、自由な時間を手に入れているとは限らないということです。

 

つまり、ビジネスの成功スポーツでの成功資格の取得などで大金持ちになることをイメージしていても、生涯お金に困らない定期的収入を確保できるちょうどいい(自分の身の丈に合った)お金持ちにはなれないということです。

 

莫大な財産を保有しても、生涯お金に困らないとは限らない。

定期的収入の確保こそが、ちょうどいいお金持ちになる秘訣。

 

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